Lesson 047 – オートSUMボタンについて
Lesson042から046まで、SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNTと、合計5つの関数について触れてきました。
これまで[数式]タブのカラフルな辞書から関数を呼び出してきましたが、実はこの5つはとてもよく使う関数なので、便利なボタンが用意されています。
2か所あります。 ひとつは[ホーム]タブ右側にあります。
もうひとつは[数式]タブ、画面左側にあります。
どちらもボタンが分かれており、∑(シグマ)のマークが目印です。このボタンのことをオートSUM(さむ)ボタンと読んでいます。
関数をわざわざ[数式]タブから選ばなくても、これまでご紹介した5つの関数が詰まっているのです。 セルD2でオートSUMボタン、Σのマークを押してみましょう。
隣接しているセルであれば自動取得するのですが、離れているとうまく取得ができません。 そこで、このままセルB2~B5まで再選択をします。
Enterキーで完了です。
[数式]タブからSUM関数を見つけにいかなくても、合計を求めることができました。
また、この例ではSUM関数でしたが、オートSUMボタンの下向き三角のボタンを押すと、平均(AVERAGE)、最大値(MAX)、最小値(MIN)、カウント(COUNT)関数が選べます。
例えば「平均」をクリックすると、AVERAGE関数として結果を求めることができる、というわけなんですね。
オートSUMボタンさえあれば、ここまでご紹介した関数はいつでも使うことができるので、覚えておいてください。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]関数ライブラリで、SUM関数だけが[数学/三角]なんですよね。それ以外は、[その他の関数]→[統計]になります。関数の種類をSUM関数と一緒に覚えてしまわないようご注意ください。[/char]