Lesson 070 - スパークラインの設定
Yujiro Sakaki
榊裕次郎の公式サイト – Transparently
時間の計算方法について、基本的な部分を抑えておきましょう。
時間を表記する場合、直接入力で「12:00」と入力すれば、時間のデータとして自動的にエクセルへと認識されます。以下のように「12:00:00」と、秒数まで出力されます。
ただし、表示形式は日付入力による自動設定同様、[ユーザー定義]となっています。
時間の表示形式は、日付と同じように変更できるのですが、先に計算方法について勉強しておきましょう。「12:00」から「15:00」まで、差は何時間あるか求めてみます。
セル参照で四則演算をやった求め方と同じで、15:00から12:00を引き算すると……
このように「3:00」と計算ができるわけです。
では、この場合はどうでしょう?
12時の15時間後は午前3時のため、同じ「3:00」と表示されました。
もし「27:00」と表記したい場合、書式の修正が必要となります。
セルの書式設定→ユーザー定義で「h:mm」を選びます。 このあと……。
この [] をhに挟むだけで、24:00以降の表示が可能となるわけです。
これで深夜にまたぐ時間計算も、表示形式の問題がありませんね。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]日付と同じ、表示上は時間のデータのように見えても、セルの中には全く異なる数値が入っていることを忘れないでくださいね![/char]