HOUR(アワー)/MINUTE(ミニッツ)/SECOND(セコンド)関数の使い方
HOUR(アワー)/MINUTE(ミニッツ)/SECOND(セコンド)関数は、所定のシリアル値の時間・分・秒の数値を取得してくれる関数です。
【構文】
=HOUR(シリアル値)
=MINUTE(シリアル値)
=SECOND(シリアル値)
【使用例】
- =HOUR(B2)
セルB2のシリアル値に含まれる時間を出力します。例えば「2021年8月4日16時40分28秒」だったら、「16」を出力します。 - =MINUTE(B2)
セルB2のシリアル値に含まれる分を出力します。例えば「2021年8月4日16時40分28秒」だったら、「40」を出力します。 - =SECOND(B2)
セルB2のシリアル値に含まれる秒を出力します。例えば「2021年8月4日16時40分28秒」だったら、「28」を出力します。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]こちらは時間に関する関数です。YEAR・MONTH・DAY関数と同じように使うことができます。入退室管理やシフト管理等、時間を管理する業務以外はなかなかおめにかかることがない関数ですね[/char]
関数説明
NOW関数を使って説明していきます。この記事の執筆は2021年8月4日の16:29です。私が2回目のワクチン接種して、ようやく動けるようになった日ですね。
それぞれの関数は、日付/時刻の中にあります。
引数指定は、シリアル値のセルを取得するだけです。
この記事の記載時刻はこのとおり。
そのため、「16」と出力されました。
MUNITE関数も同様です。
SECOND関数も同様です。
なお、NOW関数からシリアル値を取得している場合、NOW関数は作成時点のシリアル値をパソコンの時計から引っ張ってきます。
そのため、このようにカーソルを入れて……
再計算すると、やっぱりデータは可変的に動きます。
Excelを上書き保存して立ち上げたときも、参照先のNOW関数に従います。
関数で出力した結果をさらに関数で求めている場合、データが「可変」であることを失念しやすいので、必ず作成の意図を明確にして時間の関数はお使いください。
さえちゃんのSUM関数ワンポイントアドバイス
[char no=”4″ char=”さえちゃん3”]ワンポイントってことでもないんですけど、TODAY関数では日付データは取得しないので、注意してくださいね。[/char]
関数ステータス
関数ライブラリの種類
日付/時刻
数式の構文
=HOUR(シリアル値)
=MINUTE(シリアル値)
=SECOND(シリアル値)