SQRT(スクエアルート)関数の使い方
SQRT(スクエアルート)関数は、指定した数値の平方根を出力します。
【構文】
=SQRT(数値)
【使用例】
- =SQRT(B2)
セルB2の数値データの平方根を求めます。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]平方根は中学3年生のカリキュラムですね。苦手だったなー。平方根は、2乗の根っことなる数のこと。「9」や「16」は「3」「4」で表すことができるけど、「2」や「3」はそうはいかない。規則性のない無限の小数で表示されてしまうため、それを無理やり √(ルート)という記号を使って表示させましたね。[/char]
関数説明
平方根がどんなものか頭の中に入っていれば、SQRT関数は割と簡単です。
数値データ「9」の平方根を出してみましょう。セルC3をアクティブセルにします。
SQRT関数は[数式]タブ→関数ライブラリの[数学/三角]の中にあります。
引数は1つだけ、平方根を出力したいセルを参照します。
数値データ「9」の平方根、「3」と出力されました。
無限小数になる平方根は実際に√(ルート)記号は出力されず、平均データのように無限小数で出力されます。
富士山麓オーム鳴く、なんて覚えさせらえましたよね。ちなみに無限小数は、小数点第14位まで表示されました。それ以降は「0」になりますね。
SQRT関数は以上となります。
さえちゃんのSQRT関数ワンポイントアドバイス
[char no=”4″ char=”さえちゃん3”]標準偏差を出す関数(STDEV関数)があるので、分散を求めたとき(VAR関数)の平方根で標準偏差が出力されるのだけど、一応処理の流れは覚えておいたほうがいいかもね。[/char]
例えば、7人の得点表があり、平均点が「73」点、データの散らばりを表す分散が「177.14」の場合、この分散の平方根が標準偏差となります。
標準偏差とは、平均からの距離のこと。答えは「13.3」となるので、平均点から+13.3、-13.3の範囲に68%のデータが含まれているという目安を設けることができます。
つまり、約60点~約86点の範囲に全体の68%の生徒が得点を取るようなイメージです。標準偏差に関しては、詳細はSTDEV関数をご覧くださいませ。
答えが一緒になりますよね。標準偏差は、分散の平方根であることは覚えておいてくださいね。
関数ステータス
関数ライブラリの種類
数学/三角
数式の構文
=SQRT(数値)