Lesson 073 – ファイル形式変更(→CSV)
エクセルのデータは、エクセルでしか利用できません。ただし、エクセルで作成した表は、外部のアプリケーションソフトでも使えます。
よく、CSVでインポートしてください、エクスポートしてください、という言葉を耳にするのではないでしょうか?
このCSVとは「カンマセパレートバリュー」の略で、別のソフトウェアまたはデータベースに流し込むための、ベーシックなファイル形式となります。
つまり、エクセルで利用した表データを、CSVというファイル形式に変換して、他のアプリケーションソフトでも使えるようにしましょう! といったものです。
以下のデータをCSV形式で出力します。
こんな一覧表があるとします。これをCSVに出力していきましょう。
[ファイル]タブ→[エクスポート]→[ファイルの種類の変更]→[CSVカンマ区切り]→[名前をつけて保存]です。先ほどのExcel2003形式に変更する操作と手順は一緒ですね。
それでは保存を押します。
このエラーは、出力できるのは1枚のシートだけですよ、という意味です。
テキストドキュメントでも閲覧できるファイル形式なので、CSVというファイル形式にはシートという概念がありません。なので、このように聞いてきます。
現在アクティブになっているシートが出力されますよ、いま開いているシートの出力で間違いありませんか? ということです。
OKをクリックしましょう。 エクセルを終了して、CSVはテキストドキュメント(メモ帳)で閲覧してみましょう。
CSVは通常開くアプリケーションはExcelに設定されています。 メモ帳(テキストドキュメント)で開くと、以下のように表示されます。
これがカンマで区切ったCSVファイル形式の正体です。
こういう形式にしておけば、汎用性の高いファイルとなって、様々なアプリケーションに入れ込むことができる、ということですね。
CSV変換はよく使うので、しっかり覚えておきましょう。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]CSVファイルはどんなシステムでもデータを引き渡すことができます。いわば、2020年時点では昔からあるものですけど、とても重要なファイル形式なので、しっかり覚えてくださいね。[/char]