Lesson 025 – ページレイアウトタブ(1)
ここから3回に分けて[ページレイアウト]タブについて説明をします。リボンは横長表示なので、キャプチャ画像の表示は細かくなりますが、リボンの中身はこんな外観です。
[ページレイアウト]タブは、以下のグループに分割されます。
- 「テーマ」グループ
- 「ページ設定」グループ
- 「拡大縮小印刷」グループ
- 「シートのオプション」グループ
- 「配置」グループ
以下、画像キャプチャの赤枠、[ページ設定]グループからいきましょう。
赤い四角の左側、余白をクリックしてみましょう。
ここは、印刷時の余白を設定することが可能となります。
既定の余白は、「標準」・「広い」・「狭い」の3つから選択できます。
余白は職場によってさまざまで、「標準」を使うことがあたりまえだったり、「狭い」を使うことがあたりまえだったりします。
どちらを使えばいいかは、現場の状況に応じて対応してください。詳細設定を見ていくため、[ユーザー設定の余白]をクリックしてみます。
クリック後、こちらのダイアログボックスが登場します。
キャプチャは、標準余白の数値で単位は「cm」となります。ここで重要なのは、左下のページ中央 「水平」と「垂直」です。 まず、水平にチェックを入れてみます。
ワークシートを印刷するとき、基本設定は左上から右下にかけて印刷されます。水平にチェックを入れることで、左右均等余白の印刷が可能となります。
左右均等に出力されますので、ビジネス文書を印刷するときは、たいていこの水平にチェックを入れる機会が多いです。
では、垂直はどうでしょうか? 基準は、上から2つ折りしたときのセンターラインとなります。
垂直にチェックを入れることで、上下均等余白の印刷が可能となります。 ただし、このままでは左寄りに出力されます。
最後に、水平と垂直、両方にチェックを入れた場合です。
上下・左右均等な位置、つまり用紙の中心点を基準として印刷がされます。
このように、垂直方向の設定もできるのですが、ページ中央は「水平」のみにチェックを入れて、印刷することが多いでしょう。
さて、ここまで説明をした[余白]のダイアログボックス。実は[ファイル]タブからでも、このダイアログボックスを開くことが可能なのです。
[ファイル]タブ→[印刷]→[標準の余白]をクリックすると……。
同じ項目が出てきます。
使いやすいほうを利用してください。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]コンサル系や広告代理店、法律事務所とかそういったところが「狭い」を使う傾向にありますね。すこしの余白の誤差が、違和感を作ってしまいます。ここは注意してください![/char]