Lesson 055 - IF関数について(2)
Yujiro Sakaki
榊裕次郎の公式サイト – Transparently
SUMIF(さむいふ)関数、AVERAGEIF(あべれーじいふ)関数に続いて、COUNTIF(かうんといふ)関数です。
こちらの関数は、前2つの関数の引数にあった「合計対象範囲」&「平均対象範囲」を選ぶ必要がありません。 とりあえず見ていきましょう。
同様に、アクティブセルを置いてから、数式タブより数式を探していきます。
項目の中のCOUNTIFをクリックすると、以下の関数の引数ボックスが登場します。引数ボックスは2つなんですね。合計(平均)対象範囲というものがありません。
選んでいけばわかるのですが、数を数える関数なので、範囲を選び、検索条件を入れただけで、その範囲の個数がわかる、という手続きとなっています。
C5からC9の範囲内に、「りんご」と記載されているデータを数えます。OKボタンをクリックすると……。
このように「2」という答えが返ります。こちらはSUMIFとAVERAGEIFよりも単純な関数となっております。合計する範囲がないですからね。
これで3つの関数を新たに勉強していきました。いかがでしたでしょうか? 関数はひとつ覚えると、付随して、派生して勉強できる、ということを覚えておいてください。
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]数量の合計を出したいとき、数を数えるというイメージが先行してしまって、SUMIFで行うべきところをCOUNTIFでやっちゃうミスは多いので、表見出しに惑わされないようにね![/char]