COUNT(カウント)/COUNTA(カウントエー)/COUNTBLANK(カウントブランク)関数の使い方
関数概要
COUNT(カウント)/COUNTA(カウントエー)/COUNTBLANK(カウントブランク)関数は、それぞれ該当するセルの数を数えてくる関数です。
COUNT関数は数値データが入力されているセルの数を数え、COUNTA関数は空白セルではないセルの数を数えます。COUNTBLANKは空白セルを数えます。
構文 | =COUNT(値1, 値2……) =COUNTA(値1, 値2……) =COUNTBLANK(範囲) |
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使用例 |
=COUNT(B2:B5) =COUNTA(B2:B5) =COUNTA(B2,D2) =COUNTBLANK(B2:B5) |
[char no=”1″ char=”さえちゃん1”]この3セットは使い方が一緒ですが、COUNTBLANKは追加で範囲選択はできないので、COUNT・COUNTA関数でいう「値1」の部分しか使えないのでご注意ください。[/char]
動画解説
関数説明
COUNT関数をモデルとして、使い方を説明していきます。
結果を求めたいセルにアクティブセルを置き、[数式]タブ→[その他の関数]→[統計]→[COUNT]を選びます。
数えたいセルの範囲を選択します。
答えは4になります。
COUNT関数・COUNTA関数・COUNTBLANK関数、どれもすべて同じ使い方ですが、数える対象がそれぞれ異なります。
COUNT(カウント)関数
数値データのみを数える、という特質系の関数です。
カウント関数というくらいだから、個数を数えてくれるんだろ? と思いがちではありますが、計算ができる数値データのみしか処理してくれません。
文字列はすべて無視されて処理されます。
処理が完了したかどうか、手動でワークシートの表をチェックする際、よく表の右側に「チェック」列を設けて、その列に「1」を入力することがあります。
このことを「1立て(いちたて)する」なんて言い方もしていますよね。事務職系のワークシートではよく見かけるワークシート運用術です。
COUNTA(カウントエー)関数
COUNTAの「A」=「ALL」 というふうに覚えると楽です。
こちらの関数は、セルにデータが入っていればその件数を1としてカウントします。回りくどい説明となりますが、空白セルではないセルを数える、という意味になります。
そのため、空白セルでないセルは「5」という結果が出てきます。
COUNTBLANK(カウントブランク)関数
ブランク=空白ということで、空白セルを数える関数になります。
COUNTBLANKのみ、選択できる範囲は1つだけということにご注意ください。
さえちゃんのカウント関数3種盛りワンポイントアドバイス
[char no=”3″ char=”さえちゃん3″]表見出しのタイトルで「数量」って記載があると、数を数えなきゃいけないんだ! という意識からCOUNT関数を選んでしまって、合計がへんてこりんな値を出してしまう人もけっこう見かけました。この場合はSUM関数を使うので、表見出しで使う関数をすり替えられないように気を付けてくださいね。[/char]
間違えて、SUM関数ではなくCOUNT関数でセルの数を数えてしまった! ってことの内容にご注意ください。
関数ステータス
関数ライブラリの種類
その他の関数→統計
数式の構文
=COUNT(値1,値2……)
=COUNTA(値1,値2……)
=COUNTBLANK(範囲)